山崎公園の里山は、中川駅周辺で最も里山の雰囲気が残り、野草、鳥、昆虫の宝庫でもあり、山崎公園愛護会の活動により維持されています。
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しかし、建設後30年近くがたち、樹林地内に笹やつる植物の繁茂、茂りすぎた樹木の枯れ枝など、経年による変化が顕著になっています。そこで、都筑土木事務所は緑税を使って、樹林地保全活動を行うことにしました。
まず保全計画作成のために、専門家の神保先生が参加し、山崎公園愛護会へのヒアリングが、3月21日行われました。雨の中、公園内で改善すべき場所、樹木、改善方法について神保先生から説明があり、質疑が行われました。
山崎公園の木々が小さかったころ、花見ができるほどの大きな山桜がありました。そのシンボルだった山桜も枯れ、枝が切られ、昔の面影はありません。しかし、日陰になってしまった環境を変えることにより再生できるとの説明を聞き、なんとか後世にシンボル山桜を残したい、と胸がときめきました。
今回のヒアリングを基に、土木事務所と専門家によって夏までに保全計画が作成されます。
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雨の中都筑土木事務所の保存計画ヒアリング開始
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神保先生の説明を聞く山崎公園愛護会メンバー
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山崎公園のシンボルだった山桜の再生はできるか