ほっとカフェ中川のあゆみ
- 2009年12月 中川駅駅前商業地区の活性化を検討
- 2010年6月 コミュニティカフェの研究を開始
- 2011年1月 コミュニティカフェの試行
- 2011年3月 調査研究結果の報告
- 2011年5月 パレット中川よりカフェ開設の提案と準備
- 2011年10月 コミュニティカフェ「ほっとカフェ中川」を開店
- 2012年 コミュニティカフェに向けて内容充実
- 2013年 カフェを拠点に「中川ルネッサンスプロジェクト」事業化
- 2014年 地域のイベントに協力
- 2015年 さまざまなサークル活動が発足
- 2016年 東京都市大学、都筑区役所との連携活動
- 2017年 より地域に密着したカフェへ
- 2018年 カフェの存在価値をさらに高めるために
- 2019年5月 パレット中川ビル解体により、閉店
- 2019年6月 中川地域ケアプラザでカフェの再開
2009年12月 中川駅駅前商業地区の活性化を検討
- 第2回まちづくりWSを開催
- テーマ:中川駅周辺の安全・安全な街づくり
センター北大規模商業地区の充実と共に、中川駅前商業地区から身近な物販店が撤退し空き店舗が増加。商業地区を地域の中心として活性化することが課題となった。
また、住民からは気軽にお茶を飲める喫茶店が欲しいとの意見がありました。
このことを受け、地域を住民学生主体で活性化するコミュニティカフェの提案が都市大生からあり、研究テーマとなった。
2010年6月 コミュニティカフェの研究を開始
- ぐるっと緑道、都市大、商業地区振興会からなるコミュニティカフェ調査プロジェトが発足
- コミュニティカフェの訪問調査を実施。
2011年1月 コミュニティカフェの試行
- 1日コミュニティカフェの試行とニーズ把握を行った
2011年3月 調査研究結果の報告
- 第3回まちづくりWSを開催し、プロジェクトより調査研究結果の報告があった。
調査研究結果概要
- コミュニティカフェは地域住民のニーズがあり、地域の交流促進と商業地区の活性化に効果がある
- カフェの開設には、開設資金の準備、継続するための経営条件を満たす必要があり、条件整備について時間をかけて検討を進める
2011年5月 パレット中川よりカフェ開設の提案と準備
- パレット中川のオーナーである大久保氏から、「パレット中川にカフェを作るので、コミュニティカフェで運営しないか」との提案があった
- まちづくりグループ「ぐるっと緑道遊歩道」は提案を検討し、プロジェクトとの課題とした経営条件が満たせるので、提案を受け、開設することを決定し準備を開始した。
<カフェの目的>
- 明るく賑わいのある中川の街つくり
- 支えあいと温もりのある地域コミュニティの形成
<カフェのメインコンセプト>
- アクティブ&フレンドリーな地域コミュニケーションの場を提供
- 環境に優しく、健康な場と飲食品を提供
<運営>
- 地域住民と都市大生を中心にスタッフ公募する
<カフェの内容>
- 交流イベント等の企画・準備
- 住民の集いのスペース提供
- 手作りイベントによる知識共有・娯楽の機会提供
- 近隣情報の収集と発信
- 住民の特技披露の場を提供(手工芸品展示販売)
- ドリンク、ケーキ等の喫茶の提供
2011年10月 コミュニティカフェ「ほっとカフェ中川」を開店
営業時間 平日(月~土)10時から19時
カフェスタッフ組織誕生
- カフェスタッフ組織が誕生し、スタッフ二人一組で午前、午後の2シフト制でスタート
カフェ通信の毎月発行・ホームページ開設
- カフェ周辺の地域への広報誌配布とホームページでの情報発信を開始
2012年 コミュニティカフェに向けて内容充実
事業の充実とスタッフメンバーの増加
- メニューの増加
- 開店時間の見直し
- 餅つき大会、フェスタ等の地域イベントに参加
カフェを拠点に商業地区の活性化提案
「ぐるっと緑道」としてNPO法人化
- 外部の主宰者による講座の開催がスタート
- クリスマスコンサートの開催
- 商業地区の活性化を目指すまちづくり「中川ルネッサンスプロジェクト」でヨコハマ市民まち普請コンテスト応募。カフェがプロジェクト検討メンバーを集め、検討する場、情報発信する場となった
2013年 カフェを拠点に「中川ルネッサンスプロジェクト」事業化
- 2013年4月から「中川ルネッサンスプロジェクト」の施工工事を住民参加で開始
- ほっとカフェは、拠点となり、スタッフが花植え等に参加
プロジェクトは、環境省「みどりの香るまちづくりコンテスト」で、環境大臣賞を受賞した
2014年 地域のイベントに協力
ふれあいフェスタに出店、餅つき大会のスタッフで協力開始
保育園児の「ハロウイン中川まち歩き」に協力開始
2015年 さまざまなサークル活動が発足
カフェの休日を使い、囲碁サークル、英語サークルの発足
- 休日の日曜日を有効活用としてスタート、営業中の騒がしさがない中での開催が可能で好評
営業日の午前中に行う朗読、折り紙、ウオーキングのサークル発足
2016年 東京都市大学、都筑区役所との連携活動
都筑区役所、東京都市大学、ぐるっと緑道の3者共催で「都市大留学生カフェ」を開催
2017年 より地域に密着したカフェへ
中川西中のカフェ職場体験の受け入れ開始
「広報誌ぐるっと緑道」と「カフェ通信」を統合し、カラー印刷化
ほっとカフェ中川のパンフレット作成
横浜市「人・まち・デザイン賞」受賞
- カフェ運営母体の「NPO法人ぐるっと緑道」が、中川駅前商業地区でのハード、ソフトのまちづくりを評価され、横浜市の「人・まち・デザイン賞」受賞した
2018年 カフェの存在価値をさらに高めるために
ほっとカフェ中川・ステップアッププログラム
- ほっとカフェ中川の存在価値を高めるためにステップアッププログラムを検討。主にカフェスタッフが主催し、つながりをつくる講座等を新たに導入した。
ほっとカフェサロン、子育てママ語学サークル、みんなで井戸端会議、手芸カフェ、ワンコインランチ
Instagramの開始
中川地域の季節の花・木、風景などを紹介。 ほっとカフェのInstagramページ
国土交通省「月間まちづくり功労者国交大臣賞」受賞
カフェの運営母体の「NPO法人ぐるっと緑道」が、中川駅前商業地区でのまちづくり活動で顕著な成果をあげたとして、「月間まちづくり功労者国交大臣賞」を受賞した
2019年5月 パレット中川ビル解体により、閉店
- カフェが営業しているスポーツクラブ「パレット中川」が、5月で廃業し、ビルを解体することになった。
- これに伴いほっとカフェ中川も5月末で閉店することになった。別のビルなどに移転することも検討したが、費用面などの問題が多く、中川地域ケアプラザでの開催を検討、ケアプラザと協議を行った。
2019年6月 中川地域ケアプラザでカフェの再開
- 中川地域ケアプラザの場所をお借りして、月2回、9時~15時まで多目的ルームとラウンジを使って、ほっとカフェ中川を再開した。もともと、中川地域ケアプラザは地域交流事業を行っており、その交流事業の一部をほっとカフェが担うことになったのである。