12月12日(月)に、第3回都市大留学生カフェがほっとカフェで開催されました。
ネパールから留学生として都市大博士課程で勉強しているタバ・リタさんが「ネパールの女性の暮らし」について、民族衣装を着てスピーチしてくださいました。リタさんは一児の母です。子供が生まれてから育っていく過程での習慣、学校、結婚、仕事、行事、女性の社会進出などについて、写真を使い分かりやすく説明してくださいました。農村部の女性は、農業や家事労働に従事している人が多いですが、一方では女性の社会進出もあり、大統領、国会議長は女性なのだそうです。南部では結婚に際し、女性が多額の持参金を支払う習慣があり、反対運動も起こっているそうです。
日本に長年住んでいるネパール人のリジャル都市大准教授が補足の説明をしてくださり、ネパールの女性についてより理解が深まりました。スピーチの後は、リタさんがヒンズー教のTeej(女性のお祭り)の舞踊を披露してくださり、会場は拍手でいっぱいになりました。
この都市大留学生カフェは、都市大、都筑区、NPO法人ぐるっと緑道の共同開催で、今回は畑澤都筑区長も参加し、地域の参加者も20名を越え大盛況でした。終了後はリタさんと一緒に写真を撮ったり、交流ができました。