コミュ二ティカフェ「ほっとカフェ中川」は、10月で開店4周年を迎えます。
毎日多くのお客様に利用していただき、また中川ルネッサンスプロジェクトによるきれいな花壇を見ると、ほっとカフェが地域の絆づくりと活性化に役立っていることを実感しています。これも地域の皆様に愛され、また地域の皆様がボランティアスタッフをして下さっているおかげと「NPO法人 ぐるっと緑道」を代表して御礼申し上げます。
開店4年が経ったわけですが、なぜ地域住民がほっとカフェを作ったのか、初心を忘れずに、地域の皆さんと歩みたいと考えています。
(NPO法人ぐるっと緑道 理事長 塩入広中)
地域住民の希望で誕生
カフェを運営するNPO法人「ぐるっと緑道」が「住民参加で中川のまち作りを検討する会議」を6年前に開催しました。その時、駅前商業地区では撤退するお店が多く将来が心配、お茶を飲みながら話し合う場所が欲しいという意見が多く出されました。それじゃ、自分たちでみんなが集えるカフェを作り、まちも活性化しようと、「ぐるっと緑道」と地域のボランティアが、趣旨に賛同して下さった「パレット中川」の協力を得て、「ほっとカフェ中川」は誕生しました。
「ほっとする」こころの交流
ほっとカフェは、普通のカフェではありません。地域の為に地域の人たちがボランティアで運営するカフェです。
お茶を飲みながら、地域のみなさんの交流、憩い、情報交換、発表、地域活動の場所、中川駅周辺地区の案内所、まちづくりセンターなどの役割を担っています。
カフェスタッフはカフェメニューを作るだけではなく、カフェの講座やサークルの講師、ルネッサンスプロジェクトの花壇の手入れの中心メンバーでもあります。
美味しさと健康のカフェ
ほっとカフェは美味しさと健康にこだわっています。
コーヒーは「センター南、まめやの焙煎」、手作りのシフォンケーキ、パン、ピザトースト等は美味しいと常連さんのお気に入りです。ジュースも産地銘柄でおにぎりは玄米です。
ボランティアとコーヒー1杯がカフェ運営の支え
ほっとカフェは、NPO法人「ぐるっと緑道」が約25名の地域ボランティアの方々と一緒に運営しています。カフェの収入は来店して下さる皆さんのコーヒー1杯で経営が成り立っています。つまり、地域ボランティアと地域の皆さんのコーヒーがカフェの運営を支えているわけです。
ほっとカフェのこれから
これからも、地域の人による、地域の心の豊かさに貢献する、コミュニティカフェを目指していきます。また、ほっとカフェ前のステージ広場は、夕方子供たちでいっぱいです。何か困ったことがあったら、ほっとカフェに来てくださいね。